小枝日銀審議委員 コメ中心とした食料品インフレ予想以上に強い、基調物価への影響を注視
小枝日銀審議委員 コメ中心とした食料品インフレ予想以上に強い、基調物価への影響を注視
今年3月に日銀審議委員に就任した小枝氏は、コメを中心とした食料品のインフレ率は予想以上に強かった、主食であるコメが基調的物価に及ぼす潜在的な二次的影響を注視していると語った。
トランプ関税によって高い不確実性が生じているため、次回利上げの具体的な時期について言及するのは適切ではない。経済、インフレ、金融市場を注意深く見ていき、変化の兆候を見逃さず判断する必要がある。小枝氏は基調物価は「まだ2%に届いていない」との見方を示したが、物価関連指標だけでなく企業の価格転嫁や賃上げなども踏まえて判断していく考えを示した。
小枝氏は「タカ派」寄りなイメージが定着している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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