ドル買い優勢、ドル円は午後に145円台を回復=東京為替概況
ドル買い優勢、ドル円は午後に145円台を回復=東京為替概況
東京終盤はドル買い優勢。ドル円は、午前に米関税政策への警戒感などからリスク回避の動きでやや円が買われ、一時144.23付近まで弱含んだ。トランプ米大統領が関税に関する手紙を最大15カ国に送ると発表し、日米貿易合意の不透明感が重石となった。しかし、午後は一転してドル高に振れ、一時145.16付近まで上昇。トランプ米大統領が新興国グループのBRICSに協調する国に対して、10%の追加関税を課す方針を示したことから、新興国通貨安ドル高となった。
ユーロドルは午後に一時1.1750付近まで、ポンドドルは1.3604付近、豪ドル/ドルは0.6500付近まで水準を切り下げた。
クロス円はまちまち。ユーロ円は170.73付近まで上昇した一方、豪ドル円は94.25付近まで一時下落した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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