【海外市場の注目ポイント】ECB理事会など
日本時間午後9時15分に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果や声明が発表され、同午後9時45分にラガルドECB総裁の会見が行われる。市場では政策金利は現行の4.25%に据え置かれることが確実視されており、声明やラガルドECB総裁の会見が焦点になっている。ラガルド総裁は2日に「ユーロ圏のインフレは正しい方向に向かっている」と述べていた。ラガルド総裁がこの日の会見でインフレ鈍化の進展について楽観的な見方を示すようなら、ECBの追加利下げの思惑が広がり、ユーロが売られる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には7月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数の発表、同午後11時には6月の米景気先行指数の発表も予定されている。7月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、大方の予想が2.9となっており、前月の1.3を上回り、3カ月ぶりに上昇するとみられ、6月の米景気先行指数は、大方の予想が前月比0.3%低下となっており、前月比では4カ月続けて低下すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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