ドル円は短期的に調整売りの可能性=NY為替
NY時間の終盤に入って、ドル円は161.30円近辺での推移となっている。パウエルFRB議長の議会証言を受けてドル買いが強まり、ドル円は一時161円台半ばまで上昇する場面も見られた。
上値追いのムードが強いドル円だが、テクニカル的に短期的な調整売りのリスクにさらされていると指摘も出ている。過熱感を測るテクニカル指標であるRSIが買われ過ぎの領域に入っており、これは6月4日の安値からの上昇が行き過ぎた状態に達していることを示唆しており、結果的に小幅な調整売りが出易いという。
中期の上値抵抗水準である162.40円を突破しなければ、ドルは156.50ー158.35円の下値支持水準に向かって動く可能性があるとも付け加えた。
USD/JPY 161.29 EUR/JPY 174.40
GBP/JPY 206.23 AUD/JPY 108.71
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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