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【これからの見通し】ドル高の動きが定着するのかをチェック、きょうは一連のPMIに注目

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【これからの見通し】ドル高の動きが定着するのかをチェック、きょうは一連のPMIに注目

 5月後半に入ってからは、ドル高傾向が続いている。4月から続くドル安の大枠の流れは維持しているが、ドル指数は短期レジスタンスの10日線に到達しており、ドル安の勢いは弱まっている。

 昨日は米FOMC議事録が予想よりもタカ派の印象が強く、早期利下げ観測はやや後退している。一部には引き締めが必要となることも想定されており、市場の見方はいよいよ混とんとしてきている。データ次第といった確信の持てない状況の下で、次の決定打が待たれるところだ。

 この後の海外市場では、仏、独、ユーロ圏、英国、米国などのPMI速報値が発表される。英・米・欧の三極の景気動向に差異が明確になるようだと、相場を動かすドライブとなりそうだ。事前予想では、ユーロ圏は製造業と非製造業がいずれも改善する見込み。ただ、製造業は引き続き50割れと回復力が弱い水準。英国は製造業が改善する一方で、非製造業は悪化する見込み。ただ、総合指数は50を大きく上回る水準で、ほぼ前回並みになることが想定されている。米国は製造業・非製造業いずれもほぼ横ばいが見込まれている。総合指数は引き続き50を上回る予想となっている。

 発言イベント関連では、ECBが公表するユーロ圏賃金調査の結果が注目されるほか、ピル英中銀チーフエコノミスト、ビルロワドガロー仏中銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。米10年インフレ連動債(TIPS)入札(160億ドル)が実施される。

 昨日の米FOMC議事録やNVIDIA決算発表などを通過して、一連のPMIやECB賃金調査で方向性が示されなければ、きょうは調整ムードが広がる可能性もありそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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