FOMC議事録に株安・ドル高の反応
日本時間午前3時に公表されたFOMC議事録を受けて、米株式市場ではダウ平均が下げ幅を広げており、為替市場ではドル買いの反応が見られている。議事録では「政策金利をより長期に高水準での維持が望ましい」との見解で一致していたほか、様々な参加者が必要なら追加引き締めに前向きになっていることが明らかとなった。
前回FOMC後のパウエルFRB議長の会見では利上げに否定的な見解が示されていたが、それらと比べると若干タカ派な印象も広がっている模様。
ダウ平均は300ドル近くまで下げ幅を広げており、ドル円は156.60円近辺にやや上昇している。米国債利回りはさほど動きはない。
NY株式22日(NY時間14:31)(日本時間03:31)
ダウ平均 39599.08(-273.91 -0.69%)
ナスダック 16729.57(-103.06 -0.61%)
CME日経平均先物 38575(大証終比:-45 -0.12%)
米国債利回り
2年債 4.873(+0.045)
10年債 4.426(+0.014)
30年債 4.543(-0.006)
期待インフレ率 2.337(-0.001)
※期待インフレ率は10年債で算出
USD/JPY 156.60
EUR/USD 1.0821
GBP/USD 1.2714
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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