ドル円、156円台を回復 本日もドル買い優勢に=NY為替序盤
きょうも為替市場はNY時間に入ってドル買いが優勢となる中、ドル円は156円台を回復している。米国債利回りがNY時間に入って上昇に転じていることがドル円の下値をサポートしているようだ。FRBによる年内利下げ期待は根強いものの、FOMC委員の発言は依然としてタカ派な内容が多く、利下げへの慎重姿勢を強調している。
ドル円は本日155.45円付近に来ている21日線を上放れる展開が見られており、再び上値を目指す展開になるか注目される。ただ、以前ほどの軽さは無いようだ。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は154円と156.45円に観測されている。
20日(月)
154.00 (11.9億ドル)
156.45 (7.2億ドル)
22日(水)
154.00 (11.1億ドル)
155.50 (10.6億ドル)
155.60 (10.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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