ドル円が再び154円台に下落 これまでの過度な動きもそろそろなのか?=NY為替
きょうのNY為替市場はドル売りが強まっており、ドル円も売りが優勢となっている。この日の米消費者物価指数(CPI)の発表を受けて、FRBの年内利下げ期待が強まっており、為替市場はドル売りが強まっている。
ドル円はCPI発表直後に154円台に下落後、155円台に戻していた。しかし、各通貨ペアでドル売り圧力が強まっている中、ドル円も戻り売りに押されているようだ。
ドル円はきょうの下げで21日線を下回って来ており、明日以降の動きが注目される。今年に入って上昇が加速し、一時160円台まで急上昇。財務省の介入もあったが、これまでの過度な動きも、そろそろ一旦見直す時期に入って来るのか注目される。
USD/JPY 154.86 EUR/JPY 168.34
GBP/JPY 196.16 AUD/JPY 103.51
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。