午後のドル円は155.70台まで強含み=東京為替概況
午後のドル円は155.70台まで強含み=東京為替概況
午後のドル円は155.70台まで強含み。ドル円は、朝方に4月25・26日開催の日銀金融政策決定会合における主な意見で「円安を背景に基調的な物価上昇率の上振れが続く場合には、正常化のペースが速まる可能性は十分にある」と公表されたことから円高に振れ、一時155.17付近まで下落した。しかし、その後は米10年債利回りが上昇に転じたことから日米金利差を意識したドル買い・円売りが入り、午前の下げを帳消しにした。午後は155円台半ばで落ち着いた動きが続いたあと、この日の高値となる155.74付近まで強含んでいる。
ユーロ円も下に往ってこい。午前に円高傾向となり166.75付近まで下落したが、すぐに167円台を回復した。ユーロドルは小動きとなり、朝から10ポイントレンジにとどまった。
ポンド円は一時193.85付近まで下落したが、午後は下げが一巡し、194.40台まで戻した。日本時間今夜8時には、英中銀(BOE)政策金利が発表予定となっている。政策金利据え置きはおおむね織り込まれており、声明や票の分かれ具合、四半期報告やベイリーBOE総裁の会見などに注目が集まっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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