英住宅ローン金利上昇が住宅需要を制限するとの指摘=NY為替
きょうのポンドドルは1.2465ドル付近まで下落していたものの、NY時間にかけて買い戻しも見られ、1.24ドル台後半まで戻している。ポンドドルは前日の下げで200日線で上値を止められた格好となっているが、いまのところは4月下旬以降のリバウンド相場を継続している。
英住宅ローン金利上昇が英住宅需要を制限する可能性が高いとの指摘が出ている。本日は英住宅価格調査会社ネイションワイドが4月の住宅価格調査を公表していが、前月比0.4%下落し、前年比でも前回の1.6%から僅か0.6%の伸びに鈍化した。
エコノミストからは、住宅ローン金利は今後数カ月間は4月の水準前後で推移することから、需要は抑制されるものと思われる。英中銀が予想以上に利下げを行った場合、住宅ローン金利は年末までに4%強まで低下し、それに伴って住宅価格は前年比3%上昇すると予想しているという。
GBP/USD 1.2486 GBP/JPY 196.96 EUR/GBP 0.8552
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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