アルトマン氏、ＡＩ半導体向けベンチャーで米政府の支持獲得を狙う

　オープンＡＩのアルトマンＣＥＯは、人工知能（ＡＩ）向け半導体の世界的な製造を目指す大型ベンチャーについて、米政府の承認を得たい考えだ。こうした取り組みは国家安全保障、および反トラスト法を巡る懸念を高める恐れがあるという。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。

　関係者によると、アルトマン氏はここ数週間、米国、中東、アジアで潜在的な投資家やパートナーと会っているが、その一部には米政府の支持がなければ、先には進められないと伝えている。

　アルトマン氏は中東から調達する資金も使ってＡＩチップ生産を急拡大させる計画で、ここにきて米政府高官の賛同を得ようとしている

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MINKABU PRESS編集部　野沢卓美