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【これからの見通し】ドル円の動向に注目、150円目指すか

為替 

【これからの見通し】ドル円の動向に注目、150円目指すか

 今週はドル高と円安が混在している。ドル高は前週末の米雇用統計がサプライズな強さを示したことが背景。加えて、パウエルFRB議長も3月利下げの可能性を否定した。ただ、ドル高についてはスピードが急ピッチだったこともあり、調整の動きが交錯し、今週はやや上値を抑えられる展開となっている。

 そのなかで浮上したのが円安の動き。内田日銀副総裁が「マイナス金利解除しても緩和環境当面続く」と述べたことが円売りを誘発した。ドル円相場は147円台から149円台半ばへと水準を上げている。足元でも高値圏を維持しており、来週に向けて150円が視野に入る水準となっている。ただ、今日の国会で植田日銀総裁が、前日の内田副総裁と同様の主旨を語ったが、市場は反応薄となっている点には注意しておきたい。

 この後の海外市場では、ドル高調整が一巡するのかどうかが、ドル円上昇にとってのカギとなりそうだ。

 海外市場で発表される経済指標は、ドイツ消費者物価指数(確報)(1月)、カナダ雇用統計(1月)など。カナダ雇用統計では失業率が前回の5.8%から5.9%へと上昇する見込み。雇用者数については前回の1千人増から1.5万人増に強含む見込み。カナダドルにとっての注目イベントだが、米ドル全般に与えるインパクトは限定的とみられる。

 発言イベント関連では、ナーゲル独連銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁、チポローネECB理事、ローガン・ダラス連銀総裁などのイベント参加や講演が予定されている。きょうから中国が春節の大型連休に入っており、16日まで主要市場が休場となる。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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