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FX/為替「ドル/円、材料・需給の両面から続伸を期待」 外為どっとコム トゥデイ 2024年2月5日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2024年2月5日8時20分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼2日(金)の為替相場
(1):豪四半期PPIは前年比が加速
(2):英MPC委員「利下げ可能な時期はまだしばらく先」
(3):強い米雇用統計

▼2日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:上昇の流れが続きやすい地合い/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

2日(金)の為替相場

期間:2日(金)午前7時10分~3日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪四半期PPIは前年比が加速

豪10-12月期生産者物価指数(PPI)は前年比+4.1%と7-9月期(+3.8%)から伸びが加速した。一方、前期比では+0.9%に鈍化した(7-9月期+1.8%)。

(2):英MPC委員「利下げ可能な時期はまだしばらく先」

英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)メンバーであるピル委員は、今後数カ月の間にインフレ率が外的要因によって2%の目標に回帰した場合でも、BOEはそれが一時的なことを見抜く必要があると指摘。その上で「政策金利の引き下げが可能となる時期はまだしばらく先だ」との見解を示した。

(3):強い米雇用統計

米1月雇用統計は、非農業部門雇用者数が35.3万人増と市場予想(18.5万人増)を大幅に上回った上に、過去2か月分が合計12.6万人上方修正された。この結果、3カ月平均の増加幅は28.93万人となり、前月(22.67万人)から拡大した。また、1月失業率は3.7%と市場予想(3.8%)に反して前月と同水準にとどまった。そのほか、1月平均時給は前年比+4.5%と市場予想(+4.1%)および前月(+4.3%)を上回って伸びた。米労働市場は依然として堅調との見方から米長期金利が上昇。金利先物が織り込む3月の利下げ確率は雇用統計発表前の4割弱から2割弱へと低下した。

2日(金)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:上昇の流れが続きやすい地合い

2日のドル/円は前日比2円の大幅高。米1月雇用統計で非農業部門雇用者数や平均時給の伸びが予想を大幅に上回ると一時148.58円前後まで上伸した。米労働市場がなおも堅調を維持しているとの見方から早期利下げ観測が後退。米長期金利の上昇とともにドルが全面高となった。
本日は1月19日に付けた148.80円(今年高値)を超えられるかが焦点で、仮に上抜ければ149円台へ続伸する公算が高まりそうだ。米1月ISM非製造業景況指数がドル高を後押しできるか注目されよう。米1月ISM非製造業景況指数の市場予想は52.0となっており、予想外に1年ぶりの低水準に落ち込んだ12月の50.4から持ち直すと見られている。内訳の新規受注指数や雇用指数、仕入価格指数にも注目したい。
そのほか、需給面では月初の新NISA(小額投資非課税制度)による円売りにも注目だ。毎月第3営業日は外国株投信の買い付けに伴う円売りが多く持ち込まれるとの観測がある。なお、1月は第3営業日の9日に最人気の投信「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」だけで1000億円を超える資金が流入した模様で、そうしたフローがロンドン・フィキシング(日本時間25時)の前後でドル/円を50~60銭押し上げたとの見方もある。本日のドル/円は、材料と需給の両面から上昇の流れが続きやすい地合いとなりそうだ。

注目の経済指標:米ISM非製造業景況指数

注目のイベント:パウエルFRB議長発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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