【本日の見通し】ドル高一服感がどこまで続くかの見極めに
【本日の見通し】ドル高一服感がどこまで続くかの見極めに
先週金曜日は、米国市場が独立記念日の振り替え休日で休場だったこともあり、積極的な動きにはならなかった。ドル円はロンドン市場朝に取引が低調になっているところを狙った仕掛け的な売りが入り、160.49円を付けた。木曜日、米雇用統計の弱い結果を受けて付けた160.64円を下回る結果となったが、すぐに戻すなど、一方向の動きにはならなかった。
ドル円は先週の米雇用統計がサプライズな弱さとなったことで、それまでの米早期利上げ期待からのドル全面高の流れが一服している。今週はこの流れがどこまで続くかがポイントとなる。米早期利上げ期待のきっかけとなった先月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が今週公開される。これらの材料も踏まえつつ、中期的な流れを見極める展開となりそう。
今日に関しては、連休明けの米国勢の動きを意識しながらの展開。先週は米雇用統計後に売りが入ったが、金曜日が休場ということもあり反応が限定的なものに留まった印象。ドル高の調整がもう一段続く可能性が十分にある。
ドル円は160円台後半から161円台にかけてのレンジを中心に方向性を見極める動き。160円を割り込むと、もう一段大きなドル売りが出る可能性があるだけに、下方向の動きに要注意。
高値トライが一服したとはいえ、依然として歴史的な高値圏にあるため、政府・日銀による為替介入への警戒感は引き続き強く意識しておきたい。
ユーロドルは1.14台を中心とした推移を見込んでいる。ドル高一服感から1.1400ドル前後がしっかりとしたサポートとなりそう。
ユーロ円は184円台を中心とした推移か。今週は株式市場でスペースXのナスダック100指数採用、SKハイニックスの米国上場など、大きな材料がある。半導体株高を中心に世界的な株高がもう一段進むようだと円売りが強まる形でクロス円はしっかりした動きとなる可能性がある。
ポンドドルは1.33台を中心とした推移を見込んでいる。ユーロドル同様に下がると買いが出る展開か。
ポンド円は215円台での推移となりそう。214.80-215.00円前後がサポートとして意識されている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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