カナダ円は107円台半ばに上昇 カナダはテクニカル・リセッションは回避できる軌道に=NY為替
きょうのカナダドルは対ドルで上下動し、ドルカナダは一時1.32ドル台前半に下落したものの、その後は下げ幅を縮小し、1.32ドル台後半まで買い戻される場面も見られた。下に往って来いの展開。一方、カナダ円はNY時間に入って買いが優勢となり、107円台半ばに上昇。本日の21日線は107.65円付近に来ているが、その水準は目先の上値メドとして意識される。
本日は10月のカナダの月次GDPが発表になっていたほか、11月の速報値も公表されていた。11月の速報値は、製造業と農業部門の増加が小売業の減少で一部相殺され、前月比0.1%の増加となった。10月は前月比ゼロ%だった。
第3四半期のカナダGDPは予想外のマイナス成長となったが、今回のデータからは、2四半期連続のマイナス成長で定義されるテクニカル・リセッションは回避できる軌道にありそうだ。
利下げ時期についてはインフレがより大きな要因になると考えられ、今週発表の11月の消費者物価指数(CPI)が3.1%となったことで、カナダ中銀は24年半ばまで利下げを見送り、7月に最初の利下げを検討する可能性を強めるだろうとの指摘も出ている。
USD/CAD 1.3261 CAD/JPY 107.45
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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