株高など受けてリスク選好の円売り=東京為替概況
株高など受けてリスク選好の円売り=東京為替概況
ドル円は昨日の米CPIを受けて151円70銭前後から150円10銭台まで一時ドル安となった。東京市場では買い戻しが目立ち、午前中に150円79銭まで上昇。ゴトウビということで仲値がらみの実需買いが入ったと見られた。
その後150円50銭前後へ一時調整が入ったものの、下値はしっかり。日経平均が800円を超える上昇となるなど、株高の動きが優勢。ハンセン指数は日経を超える3%超の上昇となっており、リスク選好の円売りが広がった。
ユーロ円は163円92銭まで上昇。豪ドル円は97円99銭まで上昇と、クロス円は軒並み上昇を見せている。
昨日のCPI後のドル売りで急騰したユーロドルは、円主導の展開の中、東京市場では様子見ムードが広がり、1.0866-1.0884の18ポイントレンジ。ポンドドルはポイントの1.2500を付けたものの、大台を超えての上昇には慎重。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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