ドル円は149円台後半でほぼ膠着=東京為替概況
ドル円は149円台後半でほぼ膠着=東京為替概況
米債利回りの上昇などを受けてドル高傾向が継続。昨日の海外市場で149円96銭を付けたドル円。高値を付けた後、少し調整が入って149円70銭台でスタートした東京市場でも、149円94銭を付けるなど、午前中はしっかりの動きが見られた。もっとも150円超えのドル買いには慎重姿勢が継続しており、高値を付けた後は少し売りが入ってもみ合いとなっている。
10月3日の米JOLTS求人件数の好結果を受けたドル買いでの150円16銭までの上昇直後に見せた147円40銭台までの急落の印象が依然強く、ドル買いには相当に慎重姿勢が見られる。
注目の米10年債利回りは朝方4.99%を付けていたが、少し調整が入って午後に4.93%台を付けた。この動きもドル買い一服に寄与した。
ユーロドルは1.05台後半推移。昨日は一時1.06台を付けたが、少し調整が入った水準でのもみ合いとなった。
ポンドドルは1.21台前半推移。15時の英小売売上高が弱く出たこともあり、少し売られている。
ユーロ円はドル円が149円90銭台を付けた局面で158円61銭を付けたが、その後少し調整が入っている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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