ポンド、今週は重要指標発表 エネルギー価格上限引き下げでコアインフレに圧力も=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが強まる中、ポンドドルは1.2615ドル付近まで一時下落する場面が見られ、100日線に顔合わせしている。
今週は重要な英経済指標が目白押しで、最注目は16日水曜日の英消費者物価指数(CPI)だが、それに先立ち、明日は英雇用統計が発表される。その中でも賃金上昇率は要注目となりそうだ。
英経済の構造的問題や労働者不足と闘う中で、賃金がインフレに転嫁される可能性は重要。とはいえ、英CPIの総合指数はエネルギー価格のさらなる下落により大幅低下が予想されている。一方、コアインフレは僅かの低下に留まり、依然として目標の2%を大きく上回ることが見込まれているようだ。
一部からは、英政府が今後、エネルギー価格の上限を更に引き下げれば、消費者の実質的な可処分所得は増え、住宅ローンを支払う人にとっては歓迎すべきことになる。CPIの総合指数も低下が期待されるが、それはコアインフレに第2ラウンドの圧力をもたらす可能性も一方であるとの指摘も出ている。
英政府は8月25日に10-12月の適用価格上限を発表する予定。
*ILO失業率(4-6月平均)15日15:00
予想 4.0% 前回 4.0%
*週平均賃金(除く賞与・4-6月平均)
予想 7.4% 前回 7.3%(前年比)
GBP/USD 1.2693 GBP/JPY 184.42 EUR/GBP 0.8606
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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