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ドル売り優勢、米PPIとFOMCを控えて ポンドドル1.26台にしっかりと乗せる=ロンドン為替概況

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ドル売り優勢、米PPIとFOMCを控えて ポンドドル1.26台にしっかりと乗せる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。米生産者物価指数(PPI)とその後の米FOMCの注目イベントを控えてドルが売られている。前日の米CPIの伸び鈍化を受けて、ドル売りが広がった経緯があり、米PPI発表前からドルが軟調に推移している。また、米FOMCについては政策金利据え置き観測が大多数となっている。ドル円が140円を挟んで売買が交錯する一方で、ユーロドルは1.07台後半から1.08台乗せ、ポンドドルは1.26付近でサポートされたあと、1.2650付近に高値を伸ばしている。欧州株の堅調な動きもあって、ユーロ円は151円割れ水準から151.37近辺に高値を更新。ポンド円は176円台半ばから177.15近辺まで高値を伸ばした。米10年債利回りは前日終値3.814%付近で上下動と方向性に欠けている。南アランドは同国の企業景況感の悪化にもかかわらず、このところの堅調な流れを維持している。トルコリラは、エルドアン大統領がトルコ新財務相の路線を受け入れたと表明したことで、買戻しが入っている。

 ドル円は140円付近での取引。東京朝方につけた140.28近辺を高値に、その後は上値が抑えられている。ロンドン序盤には安値を139.85近辺に広げた。その後は米債利回り動向をにらみながら下げ渋っている。

 ユーロドルは1.08付近での取引。ロンドン早朝に1.0774近辺まで下押しされたあとは、買いの流れに転じた。1.08台乗せから高値を1.0810近辺に伸ばしている。ユーロ円はロンドン序盤に150.92近辺の安値をつけたあとは、上昇に転じた。一時151.37近辺まで高値を伸ばした。一方、対ポンドではユーロは小安い。5月独卸売物価指数は前月比、前年比ともにマイナスの数字だった。

 ポンドドルは1.26台前半での取引。1.2610付近での揉み合いを上放れると高値を1.2649近辺まで伸ばしている。ポンド円は176円台半ば付近での揉み合いを上放れて177.15近辺まで高値を伸ばした。ユーロポンドは0.8560付近が重くなると、安値を0.8542近辺に更新している。4月の英月次GDPは前月比+0.2%と前回の-0.3%からプラスに転じた。市場予想と一致した。先日はOECD経済見通しで今年の英経済成長がマイナスからプラスへと改定されており、今回の数字もその見方を支援するものとなっている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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