米10年債利回り低下 欧州債に追随=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:27)(日本時間06:27)
米2年債 3.457(-0.023)
米10年債 4.108(-0.020)
米30年債 4.797(-0.017)
期待インフレ率 2.224(-0.002)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。欧州債利回りが下げる中、米国債も追随した。市場では、12月31日の短縮取引日にかけて、月末のリバランスに伴う買い(利回り低下)が入るとの見方が広がっている。
米国債のボラティリティ指標は先週付けた数年ぶりの低水準近辺に留まり、年間では2009年以来の大幅な低下となる見通し。
米経済の底堅さを示す兆候を背景に、米国債は月次では小幅な利回り上昇となる公算はあるものの、労働市場の弱含みを受けたFRBの3度の利下げを背景に、年間では2020年以来の利回り低下を記録する軌道を維持している。
2-10年債の利回り格差は+65(前営業日:+65)。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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