朝は不安定な振幅、その後ドル安円高進行も、いったん戻すなど一方向の動きにも警戒=東京為替概況
朝は不安定な振幅、その後ドル安円高進行も、いったん戻すなど一方向の動きにも警戒=東京為替概況
朝は不安定な振幅となった。ドル円は朝方156円28銭を付けた後155円98銭を付け、すぐに156円28銭まで反発も、再び155円台トライと振幅を見せる展開。取引が閑散となる中で不安定な動きを見せた。その後は一転してドル安円高が進行。月曜日の片山財務相による円安けん制発言に端を発した円高の流れが継続した。ドル円は昨日の安値155円65銭を下回り、155円56銭を付けている。
その後昼過ぎにかけてドル円は買い戻しが入った。156円07銭までと156円台を回復する動き。もっともその後午後にかけて155円60銭台を付けるなど、上値の重さが意識されている。
ユーロドルは午前のドル安局面で1.1808まで上昇。その後1.17台に押されたが押し目は限定的で再び1.18台に乗せる動き。
ポンドドルは午前のドル安局面で1.3534まで上昇、9月以来約3カ月ぶりの高値圏。
ユーロ円は朝の184円20銭台での推移から午前に183円60銭まで売りが出た。その後ドル円が安値から反発も、対ドルでのユーロの下げもあって戻りは鈍く、その後再び安値圏。
ポンド円は朝の211円20銭を高値に売りが出た。午前中のドル円の下げに210円41銭まで売られた。その後対ドルでのポンドの堅調さもあり210円80銭前後まで反発も、午後に入って再び売りが強まり、安値圏推移。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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