ドル往って来い、ドル円は一時140円割れも朝の水準を超えて上昇=東京為替概況
ドル往って来い、ドル円は一時140円割れも朝の水準を超えて上昇=東京為替概況
ドル円は昨日の東京市場で140円90銭台まで上昇した後、海外市場では利益確定の売りが強まり、140円10銭台を付けた。その後ドル買いがやや優勢となって東京朝を迎えると、午前中に140円50銭超えと、朝はドル買い基調が優勢となった。
その後は一転してドル売り。米債利回りの低下が利益確定のドル売りを誘い、140円割れを付けている。
午後に入ると一転してドル高が強まった。ユーロドルでのユーロ売りドル買いなどがドル全面高の動きにつながり、朝の高値を超えて140円60銭台まで上昇している。
ユーロドルは上値が重い展開が続くものの。1.0700手前の買いが下値を支える展開が続いた。午後に入ってのドル高に節目の1.07を割り込み、ストップロス注文を巻き込んで1.0680台へ急落している。
中国売りの動きが見られ、ドル人民元は年初来高値を更新する7.0980元台までドル高元安となった。オフショア人民元は7.1095付けている。ドル高の流れと、中国売りからのオセアニア通貨売りで、豪ドルドルは0.6550前後から0.6500近くを付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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