日本銀行 主な意見 物価、見通し期間後半には「物価安定の目標」と概ね整合的な水準で推移
経済状況
日本経済、一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復
先行きは、各国の通商政策等の影響を受けて成長ペースは伸び悩むものの、その後は海外経済が緩やかな成長経路に復す下で成長率高めるとみられる
米国の関税政策の影響がこれまでのところ限定的なこともあり、緩やかな成長軌道を維持。
物価
消費者物価の基調的な上昇率は、成長ペースの影響などを受けて伸び悩むものの、その後は、成長率が高まるもとで消費者物価とともに徐々に高まっていくと予想され、見通し期間後半には「物価安定の目標」と概ね整合的な水準で推移
金融政策
経済・物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整
そのうえで、見通しが実現していくかは、不確実性がなお高い状況が続いている
予断を持たずに判断していくことが重要
先行きの政策判断に当たっては、来年の春季労使交渉に向けた初動のモメンタムが重要である
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。