アジア株上昇、米政府閉鎖解除期待も不安残る 韓国株大幅高、配当所得の最高税率引き下げ
アジア株上昇、米政府閉鎖解除期待も不安残る 韓国株大幅高、配当所得の最高税率引き下げ
東京時間11:22現在
香港ハンセン指数 26356.92(+115.09 +0.44%)
中国上海総合指数 3994.05(-3.51 -0.09%)
台湾加権指数 27824.03(+172.62 +0.62%)
韓国総合株価指数 4062.72(+108.96 +2.76%)
豪ASX200指数 8825.90(+56.25 +0.64%)
アジア株は軒並み上昇、米政府閉鎖の解除期待が高まっている。
11月の第4木曜日の米感謝祭を控え近日中にも政府閉鎖が解除されるとの期待が高まっている。ただ、依然として懸念が残る。米上院で与野党が失効した予算を再開するつなぎ予算案で合意したが、下院でどうなるか。
ジェフリーズ民主党院内総務は下院で共和党法案に反対する、民主党は共和党と闘うと表明している。上院を通過しても下院の承認が必要となるため、依然として懸念は残ったまま。
閉鎖解除されれば一時的に株価は上昇することが予想されるが、買い一巡後は解除とともに発表される一連の米経済統計への警戒感が高まるだろう。雇用統計や消費者物価指数、GDPなど重要統計が待ち構えている。
週明け韓国株は大幅上昇、配当所得の最高税率引き下げが好感されている。
韓国政府は国内株式市場を活性化させるための幅広い取り組みの一環として、配当所得に対する最高税率を35%から25%に引き下げると発表した。
株取引活性化期待からゴールデン・ブリッジ投資証券やシンヨン証券、ユジン投資証券、キウム証券、SK証券、サムスン証券など証券株が大幅高。ハイテクや自動車、医療品、消費者サービス関連も軒並み上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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