TLTROの返済がユーロ円を圧迫との指摘も=NY為替
きょうの為替市場は円安の動きが強まっている一方、ユーロも売りに押されており、ユーロ円は149円を挟んでの一進一退の値動きが続いている。ただ、ユーロ円は今週に入っての買い戻しで21日線を上放れ、上昇トレンドを回復している。直近高値の151円台を再び目指すか注目の展開が見られている。
ECBが過去に実施したTLTRO(長期リファイナンスオペ)の返済期間が接近しており、それは国内流動性とリスクプレミアムの両方の観点から、ユーロに下振れリスクがあるとの指摘が出ている。約5000億ユーロのTLTRO第3弾の融資が6月末までに返済期限を迎えるが、返済のために銀行が利用できる過剰流動性には根本的な格差があるという。
市場からは、TLTROの返済はドル以外の通貨に対してもユーロを圧迫する可能性があるとし、その中でもユーロ円は最も下振れの可能性があるという。過去の経験則から、欧州中心の市場のストレスが発生した場合に、ユーロ円は最も弱くなる傾向があると説明している。
EUR/JPY 149.21 USD/JPY 138.58 EUR/USD 1.0767
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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