リスク選好の動き優勢=ロンドン為替概況
リスク選好の動き優勢=ロンドン為替概況
ドル円は東京午後の円安の勢いを受けて朝方136円26銭前後まで上昇。高値からはいったん利益確定売りが強まり、135円80銭台まで調整が入ったが、その後再びドル高円安となり136円30銭台と、直近高値を付けた。
アジア株が午後に入って買われるなど、リスク選好の動きが優勢。ドル円、クロス円での円売りが強まった。
ユーロドルは1.08台後半での推移。対円でのユーロ買いに買いが入り1.0880前後を付けた後、ドル高の動きが広がり1.0850台を付けた。その後再び1.0880前後を付けるなど、方向感のない展開。
ユーロ円はしっかり。ドル円の上昇もあって朝方に148円台を付けた後、いったん147円60銭台を付けた。その後ドル円が上昇する中で148円台にしっかり乗せ、148円10銭台を付けている。
ポンドドルは1.2510台まで上昇。ユーロと違い目立った押し目なく上昇しており、地合いの強さが感じられる展開となっている。ポンド円は東京朝の169円割れからロンドン朝に169円80銭台まで上昇後、ドル円の高値からの調整に169円50銭割れを付けたが、その後ドル円が反発。対ドルでのポンド買いもあって170円台にしっかり乗せて、170円30銭台での推移となっている。
週末のトルコ大統領選を受けて、トルコ株安などが見られたが、現政権のトルコリラ安防衛姿勢もあり、為替市場への影響は限定的なものにとどまっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。