銀行問題をきっかけとしたECBとFRBの差がユーロドルをサポートとの見方=NY為替
きょうの為替市場はドル売りが再び優勢となる中、ユーロドルは買い戻しが優勢となり、1.09ドル台を回復している。前日は1.08ドル台前半まで下落していたが、きょうはその下げを取り戻す展開。1.10ドル台にはなお慎重なものの、21日線の上はしっかりと維持しており、次の展開を待っている状況。ただ、次の材料は米国発の可能性が高い。
市場からは、欧州の銀行システムの健全性が米国よりも良好であるとECBおよび投資家が考え、そのため、FRBとECBの差が今後さらに縮まり、ユーロドルはサポートされるとの見方が出ている。米銀問題の緊張が落ち着く中で、ユーロとドルの金利差は3月上旬から約0.50%ポイント縮小している。
一部のECB理事は、5月のECB理事会で0.50%ポイントの利上げが検討されていることを示唆していた。可能性としては低いと思われているが、ECBの引き締めサイクルはFRBよりも遅れて始まっており、その分、ECBのほうが長く高金利を続けると見ているようだ。
EUR/USD 1.0901 EUR/JPY 145.72 EUR/GBP 0.8783
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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