オランダ中銀総裁 5月も利上げ実施する必要があるが、規模は分からない
オランダ中銀総裁 5月も利上げ実施する必要があるが、規模は分からない
オランダ中銀のクノット総裁は、おそらく5月会合で追加の利上げを行う必要があるが、その規模がどの程度になるかはまだ判断できないと述べた。クノット氏は、クレディスイスを巡る金融混乱がなければ、インフレ見通しに対するリスクは非常に強く上振れしていたため、5月会合でさらなる利上げが必要だと確信していただろう。今でも5月に追加利上げに踏みきる必要があると考えているものの、規模についてはまだ分からない。最近のクレディスイスを巡る混乱の影響が長引く恐れがある。幸い、次回会合までに6、7週間の時間がある。金融不安がどれだけ長く続くか、また、影響がどれほど大きいかは誰にも分からない。それでもECBはもはや金利を上げることはできないとは言えないと語った。
タカ派の1人であるクノット氏は、欧米金融不安以前は5月会合で50bp引き上げの必要性を主張していた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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