【海外市場の注目ポイント】米FOMC
日本時間23日午前3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同23日午前3時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。市場では政策金利は現行の4.50%~4.75%から4.75%~5.00%に0.25%引き上げられることがほぼ確実視されている。0.25%の利上げはほぼ織り込み済みで、声明や政策金利見通し、パウエル米FRB議長の会見が焦点になっている。シリコンバレーバンク(SVB)とシグネチャーバンクの問題に端を発した米金融機関に対する不安は、米政府の迅速な対応により、収束しつつある。パウエル議長は前々週の議会証言で高インフレから最終的な金利水準の上振れや利上げペースの再加速に言及していた。2023年の政策金利見通しが12月の予想から上方修正されるようであれば、ドルが買われる可能性がある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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