アジア株 原油高一服に安堵も懸念晴れず ラリジャニ氏殺害で報復懸念
アジア株 原油高一服に安堵も懸念晴れず ラリジャニ氏殺害で報復懸念
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 25816.85(-51.69 -0.20%)
中国上海総合指数 4049.07(-0.84 -0.02%)
台湾加権指数 34301.89(+465.32 +1.38%)
韓国総合株価指数 5842.41(+201.93 +3.58%)
豪ASX200指数 8634.70(+20.42 +0.24%)
アジア株はまちまち、原油高一服と米株続伸に安堵。ただ、米イラン戦争巡る懸念は残ったまま。
ラリジャニ氏が殺害されたことを受けイランは対米攻撃をさらに強化するほか、石油の流れを妨害することに必死になる可能性がある。また、米国と対話できる人物がいなくなってしまったことも戦争長期化につながる恐れ。かつて米国はラリジャニ氏を唯一対話できる「現実主義者」と位置付けていた。
トランプ米大統領は同盟国にホルムズ海峡問題巡り支援を要請するも同盟国は拒否。米国だけでは事態収拾不能との見方から今後も原油上昇は続く見通し。ロシアは戦争を長引かせるためイランに改良型ドローンと衛星画像を提供しているという。プーチン大統領は原油高騰による経済的利益を得ようと企んでいる。
香港市場ではFOMCへの警戒感が高まっている。香港は金融政策を米国に連動させているためFRBの政策見通しに左右される。米イラン戦争による原油高騰を受けFRBはインフレ予想を上方修正し、利下げ回数見通しを減少させる可能性がある。市場の一部ではFRBは年内いっぱい金利を据え置くと予想されている。
韓国株は大幅上昇し約2週間ぶり高値をつけている。日本電子部品大手の村田製作所が銀価格高騰を理由に4月から積層セラミックコンデンサ(MLCC)の価格を引き上げる計画との報道が材料視されており、電子部品メーカーを中心にハイテク関連が大幅高となっている。韓国でも同セクターが追随して値上げする可能性がある。台湾株も2週間ぶり高値、同報道を受け電子部品メーカーなどハイテク関連が大幅高。
執筆者 : MINKABU PRESS
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