ダウ平均は小幅続伸 原油伸び悩みで押し目買いも=米国株概況
NY株式17日(NY時間16:20)(日本時間05:20)
ダウ平均 46993.26(+46.85 +0.10%)
S&P500 6716.09(+16.71 +0.25%)
ナスダック 22479.53(+105.35 +0.47%)
CME日経平均先物 54250(大証終比:+830 +1.53%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に続伸。取引開始直後に一時481ドル高まで上昇する場面も見られた。反発していた原油相場が伸び悩んでいることで、押し目買いも出ている模様。
ただ、中東情勢を巡る緊張は一段と高まっており、原油価格の反発と、それに伴うインフレ懸念が米株式市場を圧迫している状況に変化はない。ダウ平均は次第に伸び悩む動きも見られた。
イスラエルは本日、イランの安全保障責任者ラリジャニ氏を殺害したと発表。一方、イラン側はドローンによるUAEの大規模ガス田や主要石油積出港フジャイラへの攻撃を含め、攻勢を強めており、同港は再び操業停止となった。
週末には、ほぼ封鎖状態にあるホルムズ海峡を僅かなタンカーが通過し、供給網の混乱が和らぐとのではとの期待が一時的に高まった。専門家からは、これらの航行はイランが課している交通管理システムを使った行為である可能性を指摘されており、米国は主導権の確保を狙っている。
また、トランプ大統領は中東情勢の緊張が続く中で、中国の習近平国家主席との首脳会談を約1カ月延期するよう要請したことも不透明感を強めているようだ。
本日からFOMCが始まり、明日の現地時間午後2時(日本時間19日午前3時)に結果が公表される。トランプ大統領の利下げ圧力が強まる中でも、市場は、今回は据え置きを確実視しているようだ。注目は最新の委員の金利見通し(ドットプロット)やパウエル議長の会見となりそうだ。
ウーバー<UBER>が上昇。前日引け後にエヌビディア<NVDA>との自動運転分野での提携拡大を公表。2028年までにエヌビディアのソフトウェアを活用した自動運転車を28都市で展開すると発表した。
オンライン損保のレモネード<LMND>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の80ドルから85ドルに引き上げた。前日終値よりも47%高い水準。
半導体のセムテック<SMTC>が決算を受け下落。好決算ではあったものの、株価は冴えない反応。第1四半期の1株利益の見通しのレンジ下限0.42ドルが予想の0.43ドルを下回ったことを嫌気しているという。
クアルコム<QCOM>が上昇。取引開始前に200億ドルの新たな自社株買い枠と1株0.89ドルから0.92ドルへの増配を承認したと発表した。
イーライリリー<LLY>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を従来の1070ドルから850ドルに引き下げた。
オランダのクラウド企業、ネビウス<NBIS>が大幅反落。メタ<META>との大型契約締結を受け、約37億5000万ドルの転換社債を発行する意向を明らかにしたことが嫌気されている。
テーマパーク運営のシックス・フラッグス・エンターテインメント<FUN>が上昇。アクティビスト(物言う株主)のジャナが同社に対して売却の検討と体制刷新を要求したことが材料視。
ソフトウェア開発のカナダのゼナテック<ZENA>が上昇。同社はドローンも手掛けているが、対無人航空機システム(UAS)の防衛技術に追加する自律型使い捨て迎撃ドローンを開発していると発表した。
ウーバー<UBER> 77.79(+3.13 +4.19%)
レモネード<LMND> 66.87(+9.13 +15.81%)
セムテック<SMTC> 79.21(-9.79 -11.00%)
クアルコム<QCOM> 131.59(+2.20 +1.70%)
ネビウス<NBIS> 116.33(-13.52 -10.41%)
シックス・フラッグス<FUN> 17.64(+1.25 +7.63%)
ゼナテック<ZENA> 2.28(+0.13 +6.05%)
アップル<AAPL> 254.23(+1.41 +0.56%)
マイクロソフト<MSFT> 399.41(-0.54 -0.14%)
アマゾン<AMZN> 215.20(+3.46 +1.63%)
アルファベットC<GOOG> 309.41(+4.99 +1.64%)
アルファベットA<GOOGL> 310.92(+5.36 +1.75%)
テスラ<TSLA> 399.27(+3.71 +0.94%)
メタ<META> 622.66(-4.79 -0.76%)
エヌビディア<NVDA> 181.93(-1.29 -0.70%)
AMD<AMD> 196.31(-0.27 -0.14%)
イーライリリー<LLY> 930.35(-58.77 -5.94%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。