午後も円高傾向続く、ドル円は128円割れに沈む=東京為替概況
午後も円高傾向続く、ドル円は128円割れに沈む=東京為替概況
ドル円は、午後に一時127.76付近まで下落。日経平均の下落を背景としたリスク回避の円買いや、米10年債利回りの低下を受けたドル売りが重石となった。また、日銀の金融緩和政策の修正期待が根強く残っていることもドル円の下押し要因となった。ドル円は、午前に128円前半に軟化したあと、いったん128円後半まで戻す場面があったが、午後に入り再び円買いが強まり、前日ニューヨーク終値比1円以上のドル安・円高水準となる127.76前後まで一時値を落とした。
ユーロドルは小動き。午後に一時1.08台を回復したものの、上げは持続せず、その後は1.07台後半でもみ合いとなった。
クロス円は軒並み軟調。ユーロ円は、午前からの円買いの流れを引き継ぎ、午後に138円割れに沈み、4日以来およそ2週間ぶりの安値水準となる137.92付近まで下落した。
12月の豪雇用統計のさえない結果を受けて下落した豪ドル円は、午後に下値を広げ、前日のニューヨーク終値から1円以上の豪ドル安・円高水準となる88.12付近まで一時下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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