アジア株 香港株は大幅続伸、ゼロコロナ解除期待の買い続く iPhone工場のある鄭州市で1週間のロックダウン
アジア株 香港株は大幅続伸、ゼロコロナ解除期待の買い続く iPhone工場のある鄭州市で1週間のロックダウン
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 15769.56(+314.29 +2.03%)
中国上海総合指数 2995.26(+26.06 +0.88%)
台湾加権指数 13064.70(+27.49 +0.21%)
韓国総合株価指数 2335.56(+0.34 +0.01%)
豪ASX200指数 6992.30(+15.45 +0.22%)
インドSENSEX30種 61025.38(-95.97 -0.16%)
アジア株は総じて上昇。
香港株は大幅続伸、引き続き中国のゼロコロナ解除期待の買いが続いている。上海株も上げ幅を拡大している。香港株は約13年ぶり安値圏にあることから値ごろ感から買い戻す動きも見られる。中国本土のファンド勢は先日、53億香港ドル相当の香港株式を購入したと報じられていた。
ただ、ゼロコロナ解除については憶測が流れているだけで、中国当局はゼロコロナ解除について言及していない。過去にもゼロコロナ緩和の観測が高まり株価は大きく上昇する場面があったが、その後も中国政府は厳しいコロナ規制を続けており、結局、期待外れで終わった。
中国の新規感染者数は3日連続で約3カ月ぶり高水準となっている。各地でコロナ規制が導入されており、経済活動停滞による中国景気の冷え込みが懸念される。台湾電子製品受託生産大手・鴻海精密工業のiPhone工場がある中国鄭州市では、きょうから9日までロックダウンが実施されることになった。鴻海では集団隔離から逃れようと工場から従業員が脱出するなどしており混乱が続いている。同エリアでのロックダウンを受けiPhone供給に影響が出る恐れがある。
香港市場ではサンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連が大幅高。石薬集団や薬明生物技術、阿里健康信息技術など医療品株も総じて上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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