まもなく8月の米中古住宅販売件数=NY為替
午後にFOMCの結果発表を控える中、きょうのドル円は買い優勢の展開が続いており、一時144.20円付近まで上昇している。
このあと日本時間23時に8月の米中古住宅販売件数が発表される。予想では年率換算で465万件と7カ月連続での減少が見込まれている。
FRBの積極利上げで住宅ローン金利の上昇が続く中、今年に入って住宅購入者のモメンタムは急速に低下している。住宅ローン申し込み件数もパンデミック時の数週間を除けば、2010年代半ば以降で最も低調となっている。
住宅価格の上昇も鈍化傾向を鮮明にしており、在庫も増加傾向が見られる。購入条件は徐々に回復はしているものの、住宅購入者のモメンタムが上がる気配はない。過熱していた住宅市場はしばらく調整の動きが続きそうだ。
米中古住宅販売件数(8月)23:00
予想 465万件 前回 481万件
USD/JPY 143.98 EUR/USD 0.9904 GBP/USD 1.1337
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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