ドル円は155円台後半推移=NY為替概況
ドル円は155円台後半推移=NY為替概況
きょうのNY為替市場、ドル円は155円台後半推移となった。ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を大きく下回る弱めの結果となったが、1年先のインフレ見通しが予想及び前回から一気に上昇しており、売り買い交錯で流れが出なかった。その後、ボウマンFRB理事による利下げに消極的な発言にも慎重な対応。週末前ということもあり、動きが抑えられた。
ロンドン市場で155円80銭台と東京市場の高値を超えると,NY市場に入っていったん利益確定売りが入り155円60銭前後をつけた。米債利回りの上昇などを材料にすぐに反発。155円90銭台と今日の高値を付けた。
もっとも木曜日の高値155円95銭を前に利益確定の動きが入り、上値トライには慎重、週末を前に積極的な取引にはならず、もみあいとなった。
ユーロドルは1.07台後半での推移。朝のドル安局面で東京市場、ロンドン市場高値を超える1.0790を付けたが続かず、1.0960前後を付けた。ポンドドルも同様で1.2535前後から1.2503を付けた。その後高値圏に戻した。
ユーロ円は167円台での推移。ロンドン市場に続いて167円90銭台まで上昇も、168円手前の売りが重かった。
21時半のカナダ雇用統計の強い結果に、発表直後にカナダ買いが一気に進んだ。ドルカナダは1.3680前後から1.3630台を付けている。その後ドル買いなどにしっかりとなり1.3670台まで戻した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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