アジア株 香港株は続伸、中国企業の米上場廃止リスク懸念後退 上海株も上昇、近く預金準備率引き下げか
アジア株 香港株は続伸、中国企業の米上場廃止リスク懸念後退 上海株も上昇、近く預金準備率引き下げか
東京時間11:00現在
香港ハンセン指数 21921.41(+236.44 +1.09%)
中国上海総合指数 3225.96(+11.45 +0.36%)
台湾加権指数 17563.15(+43.14 +0.25%)
韓国総合株価指数 2742.74(+13.18 +0.48%)
豪ASX200指数 7471.50(+59.08 +0.80%)
アジア株は軒並み上昇、前日の米株上昇を好感して買い優勢で始まった。
香港株は続伸、中国企業の米上場廃止リスク懸念が後退しているもよう。中国規制当局は、中国企業の米国市場上場を巡る監査で米国と対立していることを受け、対立解消に向け効率的な協力を実現したいとしていると中国メディアが報じている。ハイテク関連を中心に幅広い銘柄が買われている。美団は5.0%高、瑞声科技は4.2%高、テンセントホールディングスは3.3%高。製薬会社の薬明生物技術は5.3%高。
上海株は0.36%高。医療品や生活必需品、公益関連が上昇している。上海市のロックダウンによる経済低迷が懸念されているものの、景気刺激策への期待感が広まっている。中国証券時報は29日、中国人民銀行が景気下支えのため、近く預金準備率を引き下げる可能性があるとの記事を掲載した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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