アジア株は下落も急速に下げ縮める、米露が首脳会談に原則合意との報道で
アジア株は下落も急速に下げ縮める、米露が首脳会談に原則合意との報道で
東京時間11:01現在
香港ハンセン指数 24155.07(-172.64 -0.71%)
中国上海総合指数 3476.87(-13.89 -0.40%)
台湾加権指数 18226.83(-5.52 -0.03%)
韓国総合株価指数 2730.00(-14.52 -0.53%)
豪ASX200指数 7227.60(+5.89 +0.08%)
アジア株は下落して始まるも、下げを急速に縮めている。序盤は、週末にバイデン米大統領がロシアは近日中にウクライナを攻撃する計画だと確信していると述べたことや、ロシアが20日に終了する予定だったベラルーシとの合同軍事演習を延長すると発表したことを受け、軍事衝突リスクが警戒され、アジア株は売り優勢で始まった。
しかし、その後、マクロン仏大統領がバイデン米大統領とプーチン露大統領に米露首脳会談を提案し、それを双方が受け入れたとの報道を受け、米株先物が急上昇したことで、アジア株も下げを急速に縮めている。
香港株は0.71%安。サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連の下げが目立つ。龍湖集団や華潤置地など不動産株も下落している。不動産開発大手の正栄地産が、3月の債務返済に向けた現金が足りない可能性があるとの報道を受け、再び不動産業界に対する懸念が高まっているもよう。

執筆者 : MINKABU PRESS
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