カナダ産原油は引き続きほぼ米国向け=EIA週報
ブルームバーグの報道によると、中国の石油企業は米国からの原油輸入量を大きく削減している一方、カナダ産原油の輸入量を増やしているという。ただ、米エネルギー情報局(EIA)が発表する週報では、米国のカナダ産原油に対する関税賦課を背景に輸入量は日量313万4000バレルまで一時減少した後、同442万1000バレルまで増加するなど、米国のカナダ産原油の輸入量に変動は見られるものの、減少傾向は確認できない。昨日のEIA週報で、米国のカナダ産原油の輸入量は4週間移動平均で日量396万7000バレルまで増加。カナダ産原油は引き続きほぼ米国向けであり、中国が取引する余地は限定的か。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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