アジア株はまちまち、オミクロン株警戒も買い戻し入る 韓国は「ウィズコロナ」中断へ
アジア株はまちまち、オミクロン株警戒も買い戻し入る 韓国は「ウィズコロナ」中断へ
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 23617.03(-171.90 -0.72%)
中国上海総合指数 3594.64(+20.81 +0.58%)
台湾加権指数 17740.57(+15.69 +0.09%)
韓国総合株価指数 2968.57(+23.30 +0.79%)
豪ASX200指数 7241.50(+16.32 +0.23%)
インドSENSEX30種 58394.16(-67.13 -0.11%)
アジア株は高安まちまち。序盤は米株先物の下げを嫌気して売り優勢で始まったが、その後は買い戻されており、韓国や豪州はプラス圏を回復。香港株も下げ幅を縮小している。
香港市場ではエネルギーや銀行、不動産株の一角が買い戻されている。一方、美団やテンセント、シャオミなどハイテク関連は総じて下落している。
韓国株は続伸。先月1日に「ウィズコロナ」体制に移行してから感染が拡大し続けており、先日過去最多5000人超の新規感染者が出たほか、同国でオミクロン株が検出されたことを受け、韓国政府は「ウィズコロナ」政策を中断することを決定した。集まれる人数を最大10人までから6人までに制限したほか、飲食店でのワクチン接種証明の提示を義務付けるとした。
米国でNY州やロサンゼルス郡、ハワイ州でもオミクロン株が検出された。アジアでは韓国やインド、マレーシア、シンガポールで確認された。オミクロン株はデルタ株やベータ株に比べ、再感染リスクが約3倍との研究結果が出ており、冬本番にかけて世界各地で感染が広がるのではないかとの警戒感が高まっている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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