ダウ平均はプラスに転じる トランプ関税待ち=米国株序盤
NY株式2日(NY時間11:09)(日本時間00:09)
ダウ平均 42077.01(+87.05 +0.21%)
ナスダック 17474.35(+24.46 +0.14%)
CME日経平均先物 35860(大証終比:+100 +0.28%)
きょうのNY株式市場でダウ平均はプラスに転じている。市場は本日のトランプ大統領の関税計画の公表に備える中、序盤は売り先行で始まり、ダウ平均は一時360ドル安まで下げ幅を広げた。
現地時間の夕方にトランプ大統領がホワイトハウスで会見を行う予定で、関税発表は通常取引終了後になりそうだが、本日の市場はその発表待ちの雰囲気が広がっている。
厳しい内容になるのか、それとも緩やかな内容に留まるのか、市場も注目しているが、いまのところ報道では具体的な内容までは伝わっていない。ベッセント財務長官が議員に対して、今回の関税は実質的に「最高額」の役割を果たし、各国は関税を引き下げるための措置を取る機会が得られるといった報道や、前日には、トランプ政権は米国に輸入されるほとんどの輸入品に約20%の関税を課すことを検討といった報道が流れていた。関税は発表後に即時発効される。
厳しい内容になるのか、それとも緩やかな内容になるのか、市場からも様々なシナリオが出ているが、トランプ大統領の場合、相手の出方次第では、日替わりで変更される点は注意されるところで、あまり早計に判断しないほうが無難かもしれない。
関税に関する不透明感から、最近の米株式市場のボラティリティは上昇しており、先週までの株価指数は過去6週間のうち5週で下落していた。一部からは行き過ぎとの指摘も出ており、今週の米株式市場は売り先行で始まるものの、終盤にかけて下げを取り戻す展開が続いている。関税発表前に本日もそのような展開になるか注目される。
なお、取引開始前に3月のADP雇用統計が発表され、予想を上回る内容となった。悪天候で弱かった前回の反動が予想以上に出た可能性もありそうだが、数字自体は15.5万人増と強い内容とまでは言えない。
テスラ<TSLA>が反落。取引開始前に1-3月の販売台数を公表し、33万6681台と2022年以来の低水準となり、予想も大きく下回った。販売台数は13%減少。人気モデルの切り替えとマスクCEOに対する国際的な反発などが背景にある。
アウトドアスポーツ用品販売のスポーツマンズ・ウエアハウス<SPWH>が決算を受け急伸。既存店売上高が予想を大きく上回ったほか、1株利益が予想外の黒字となった。
金融ソフトウェアのエヌシノ<NCNO>が決算を受け急落。1株利益が予想を下回ったほか、第1四半期、通期の1株利益の見通しが予想を下回った。
ITサービスのTテック<TTEC>が大幅高。創業者でCEOのトゥックマン氏と同氏の関連会社が未保有の株式を1株6.85ドルで買い取ることで協議を行う用意があると伝わった。
スポーツマンズ・ウエアハウス<SPWH> 1.97(+1.01 +104.15%)
エヌシノ<NCNO> 21.27(-6.86 -24.38%)
Tテック<TTEC> 4.84(+1.57 +48.01%)
アップル<AAPL> 224.10(+0.91 +0.41%)
マイクロソフト<MSFT> 381.70(-0.50 -0.13%)
アマゾン<AMZN> 192.38(+0.21 +0.11%)
アルファベットC<GOOG> 158.50(-0.38 -0.24%)
テスラ<TSLA> 266.28(-2.19 -0.81%)
メタ<META> 585.96(-0.04 -0.01%)
AMD<AMD> 102.75(-0.03 -0.03%)
エヌビディア<NVDA> 109.50(-0.66 -0.59%)
イーライリリー<LLY> 809.17(+3.94 +0.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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