米10年債利回り、トランプ関税発表で終了間際に急低下=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:50)(日本時間05:50)
米2年債 3.846(-0.035)
米10年債 4.123(-0.046)
米30年債 4.496(-0.028)
期待インフレ率 2.337(+0.001)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場、米10年債利回りは終盤に急低下している。終了間際にトランプ関税が発表され、米国への全輸入品に最低10%の関税を賦課する。明らかにされた表によると、関税率は対中国が34%、EUは20%、日本は24%、ベトナムは46%となっている。
これを受けて市場全体はネガティブな反応を示しており、利回りも急低下している。10年債は4.2%から4.1%に急低下。
10年債は一時4.13%まで低下したほか、2年債も下げている。2年債も3.83%まで低下している。
2-10年債の利回り格差は+27(前営業日:+29)とイールドカーブはさらにフラット化。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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