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ドル売りがやや優勢な展開=東京為替概況

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ドル売りがやや優勢な展開=東京為替概況

 昨日NY市場午後のFOMCでは声明で前向きな姿勢が一部見られ、いったんはドル買いも、全体のトーン慎重さを維持していたことや、パウエル議長会見も緩和姿勢を維持する姿勢を示したことで、その後ドル売りに。東京市場に入っても流れは変わらず、ドル円が109円60銭台に値を落とすなどの動きを見せている。
 110円を割り込んで朝を迎えたドル円は、じりじりと値を落とし、午前中に109円60銭台に。さすがに少し買い戻しが入ったものの109円80銭台までにとどまり、午後に入ってユーロドルなどでもドル売りが出る中で再び109円60銭台に値を落とす動きに。

 FOMC後のドル売りに1.1850前後まで上昇したユーロドルは、1.1840-50の高値圏もみ合いを経て、昼前に1.1850を超え、1.1860前後まで。値幅は小さいものの、押し目がほとんどなく、ユーロ高ドル安基調が継続。

 ユーロ円は当初ドル円の下げに130円10銭台から129円90銭前後まで下げる動きが見られた。その後値を戻し130円20銭前後と、FOMC後の高値圏に。

MINKABU PRESS 山岡和雅
 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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