パウエル議長はやはり慎重で次第にドル売り優勢に=NY為替
日本時間3時半からパウエルFRB議長の会見が行われており、それと伴に次第にドル売りが優勢となっている。パウエル議長の会見はやはり慎重な印象で、インフレ上昇は一時的との見解を引き続き示したほか、デルタ株の感染拡大の影響を見極めたい姿勢も滲ませていた。また、資産購入ペース縮小の時期について「メンバー内で様々な見解が出ているが、時期については決定してない」と述べている。更に、一部から出ている米国債より早くMBS購入を縮小することは支持されていないことも明らかにした。
ドル円はFOMC声明発表後に110.30円近辺まで瞬間的に上昇したものの、109円台に戻している。ユーロドルは1.18ドル台半ばまで上昇。
USD/JPY 109.94 EUR/USD 1.1842 GBP/USD 1.3905
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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