リスク選好の円安が優勢、ドル円は110.44円まで上昇=東京為替前場概況
東京外為市場、日経平均株価の堅調な地合いを好感し、リスク選好の円安が優勢となっている。ドル円は110.44円付近、ユーロ円は131.04円付近まで上昇
し、前日高値を更新。
豪ドル/ドルは0.7495ドル付近、豪ドル円は82.75円付近まで上昇。午前10時30分発表のNAB企業景況感指数が弱く、初動は豪ドル売りとなったものの、反応は一時的となった。また、新型コロナウイルスの感染拡大でシドニーのロックダウン(都市封鎖)再延長の見通しが報じられているものの、これを受けた豪ドル売りも限定的のようだ。
ポンドドルは1.3900ドルの手前で上値の重さがみられている。英国の保健相が新型コロナウイルスの感染対策をめぐり、ロンドンを含む南部イングランドでの行動規制を19日に原則撤廃すると下院で発言したが、ポンド買いの反応は限定的となっている。
日経平均株価は続伸。前引けでは前営業日比223.04円高の2万8792.06円となった。
午前11時31分現在では、ドル円は1ドル=110.37円、ユーロドルは1ユーロ=1.1865ドル、ユーロ円は1ユーロ=130.95円、ポンド円は1ポンド=153.34円、豪ドル円は1豪ドル=82.66円、NZドル円は1NZドル=77.23円、スイス円は1スイスフラン=120.67円、カナダ円は1カナダドル=88.62円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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