米国の金融大手、ユーロドルに対する弱気スタンスを維持
米国の金融大手バンクオブアメリカは、ユーロドルに対する弱気スタンスを維持した。
今年に入ってからのドル高継続、堅調な米国の経済データ、さらに米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派に転じているにもかかわらず、ドル高に対する強いコンセンサスが残っていると指摘。1.15ドルまでの下落見通しを維持するとした。
FRBの政策運営について市場は間違った見方をしていると指摘し、欧州中央銀行(ECB)の戦略レビューも無視していると判断。夏の観光シーズンが低調となる見込みであることはユーロのリスクでるとし、米国のインフレが上向きのままである場合、ドルは全面高になる可能性さえあると予想した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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