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東京株式(大引け)=590円安、欧州でのコロナ感染拡大でリスク回避売り続く

株式 

 24日の東京株式市場は朝方から売り優勢の地合いとなり日経平均は一時600円を超える下落をみせた。大引けもきょうのほぼ安値圏で着地している。

 大引けの日経平均株価は前営業日比590円40銭安の2万8405円52銭と大幅安で4日続落となった。東証1部の売買高概算は15億9135万株、売買代金概算は3兆2154億4000万円。値上がり銘柄数は139、対して値下がり銘柄数は2026、変わらずは28銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米株安を引き継ぎリスク回避の売り圧力が継続した。欧州で変位型も含めた新型コロナウイルスの感染者数が再び拡大しており、経済活動の規制を強化する動きなども相次いでいることで、これにより世界景気の回復が遅れることへの懸念が広がっている。原油市況が急落したことなども市場のセンチメントを低下させた。米国では景気敏感株中心に売られたが、東京市場でもその流れを引き継ぐ格好となり、空運や海運、鉄鋼などの市況関連中心に全面安商状となった。ただ、インテルが新工場建設を発表したことを手掛かりに半導体製造装置関連は買いを集めた。取引時間中は香港や中国などアジア株市場の下げがリスクオフの流れを助長した。値下がり銘柄数は2000を上回り、東証1部全体の9割を超える銘柄が下落した。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金をこなし大幅安、ファーストリテイリング<9983>も3000円を超える下げ。ソニー<6758>、任天堂<7974>などが安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げも目立つ。武田薬品工業<4502>も売りに押された。わかもと製薬<4512>は連日のストップ安となったほか、ハブ<3030>、セントケア・ホールディング<2374>、キャリアリンク<6070>などが急落。ユニチカ<3103>、三櫻工業<6584>なども大きく値を下げた。

 半面、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、ニコン<7731>など半導体製造装置関連が買われ、いすゞ自動車<7202>も物色人気に。船井電機<6839>がストップ高に買われ、オエノンホールディングス<2533>も値を飛ばした。日本電子<6951>が高く、ダントーホールディングス<5337>も活況高。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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