やや調整ムードも、値幅は限定的=東京為替概況
19日の東京市場でドル円は105円台後半の狭いレンジでもみ合った。朝からのレンジは18銭にとどまっている。朝から株安の動きが進むなど、市場全体に調整ムード。ドル円も106円台がやや遠くなった印象で上値が重くなったが、105円台半ばからを売り込むような勢いも見られず。午後に入ってややドル売り円買いが優勢になり105円50銭台まで値を落としたが、値幅自体は狭いものに。
ユーロドルも狭いレンジでの取引に終始。朝からのレンジは16ポイント。昨日1.20台前半から1.2090前後までの上昇を見せたユーロドルは、ドル高の調整意識が継続も1.21台を付けず。
昨日大きく上昇したポンドドルも同様で1.39台後半でのレンジ取引に終始している。
欧州通貨はこの後の独・仏・ユーロ圏、英国のPMI(購買担当者景気指数)速報値町となっている面も。新型コロナワクチン接種の遅れが指摘されるユーロ圏での景況感動向などが注目されており、発表前の値動きを手控える流れに。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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