アジア株 上海株は反落も下値は限定的 消費者サービス関連に買い、春節の小売・飲食の売上高が前年同期比28%増加
アジア株 上海株は反落も下値は限定的 消費者サービス関連に買い、春節の小売・飲食の売上高が前年同期比28%増加
東京時間11:04現在
香港ハンセン指数 30476.46(-118.81 -0.39%)
中国上海総合指数 3666.75(-8.60 -0.23%)
台湾加権指数 16296.63(-127.88 -0.78%)
韓国総合株価指数 3060.00(-26.66 -0.86%)
豪ASX200指数 6811.80(-74.07 -1.08%)
アジア株は総じて下落、特に目立った材料はなく週末を前に調整売りが優勢。
香港株は続落、前日には約2年8カ月ぶり高値をつけた。テンセント・ホールディングスやシャオミなどハイテク関連が安い。消費財や消費者サービス関連も軒並み下落している。
上海株は反落も下値は限定的。休場明けのきのうは大幅上昇し、約5年半ぶりに節目の3700ポイント台を回復した。ハイテクや医療品、エネルギー関連が下落している。一方、旅行やレジャー、観光、小売など消費者サービス関連は上昇。中国商務部によると、春節期間(2月11日-17日)の小売・飲食店の売上高は前年同期比で+28.7%となったもよう。新型コロナウイルスの影響で今回の消費動向に変化があった。通信機器が前年同期比+39.0%、家電が+29.9%、フィットネス機器は+49%と大幅な増加となった。
豪州株は1.08%安。原油反落を嫌気して素材やエネルギー関連が大幅安となっている。ウッドサイド・ペトロリアムは4.1%安、ビーチ・エナジーは3.7%安。リオ・ティントは2.7%安。NY原油価格はきのう、約1年ぶりに1バレル=62ドル台を回復したものの、その後は下落。時間外では一時59ドル台前半まで下げた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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