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アジア株はまちまち、ワクチン進展期待の買いと利食い売り 巣籠・ゲーム関連は下落

株式 

アジア株はまちまち、ワクチン進展期待の買いと利食い売り 巣籠・ゲーム関連は下落

東京時間11:02現在
香港ハンセン指数   26342.84(+326.67 +1.26%)
中国上海総合指数  3370.17(-3.56 -0.11%)
台湾加権指数     13113.93(-13.54 -0.10%)
韓国総合株価指数  2453.48(+6.28 +0.26%)
豪ASX200指数    6384.40(+85.60 +1.36%)

アジア株はまちまち。きのうのダウ急騰を好感した買いが入っている一方で、高値警戒感による利益確定や、ナスダックの下げを嫌気した売りに押されている。米ファイザーがコロナワクチンの臨床試験で、感染を防ぐ有効性が90%を超えたと発表したことを受け、きのうの欧米株は急騰した。ダウは史上最高値を更新。一時1600ドル上昇し、3万ドル台に迫る場面も見られた。また、10日東京時間に入り、米イーライリリーが新型コロナ抗体薬で、米食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可を取得したと発表したことも好感されている。リリー株は時間外で一時4%超上昇した。

香港株は7月以来、豪州株は3月以来の高値をつけている。
一方、台湾株は反落、韓国株も一時マイナスに転じた。ファイザーのワクチン進展発表を受け、感染拡大に歯止めがかかり、経済活動が正常化するとの思惑から、ゲームやインターネット、テレワーク、巣篭り関連株が総じて下落している。韓国市場では、ゲーム会社のネットマーブル、DoubleUGames、NCソフトが急落している。
上海株は軟調。中国10月の消費者物価指数はプラス0.5%と2009年10月以来の低い伸び率となったことが嫌気されているほか、米財務省が、香港国家安全維持法施行などへの措置として、中国当局者4人を制裁リストに追加したと発表したことも懸念されているもよう。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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