豪ドル/ドルが堅調、NZドル/ドルは0.66ドル台を回復=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、豪ドル/ドルは0.71ドル台後半で推移しており、本日の高値圏を維持。豪州中央銀行から四半期金融政策報告が公表され「銀行の資本は非常に良い状況を維持している」などのコメントがあった。加えて、午前10時45分発表の中国9月財新非製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことも好感されている。
NZドル/ドルは0.66ドル台を回復。前日は金融当局者が追加緩和策に積極的な姿勢を示したため、NZドル売りが強まる場面があったが、リバウンドが続いている。
ドル円は106円を割り込んだ。本日は実質5・10日(ゴトウビ)となるが、ドル余剰との観測からドル売り・円買いが進んだもよう。日経平均株価の伸び悩みを背景にした円高も相まって、一時は105.81円付近まで弱含んだ。
日経平均株価は小幅反落。前引けでは前営業日比33.87円安の2万3613.20円となった。
午前11時35分現在では、ドル円は1ドル=105.87円、ユーロドルは1ユーロ=1.1774ドル、ユーロ円は1ユーロ=124.65円、ポンド円は1ポンド=137.13円、豪ドル円は1豪ドル=76.02円、NZドル円は1NZドル=69.91円、スイス円は1スイスフラン=115.60円、カナダ円は1カナダドル=80.29円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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